ホームページでイベントを告知したいときの適切な載せ方

ホームページでイベントを告知する際に、どんな方法で載せるべきか…
これは以前から考えていました。
基本的にWordPressで組んでいるサイトであれば、ブログの投稿機能を使ってイベントを告知していけば良いんです。実際、多くのサイトではそうしています。
ただし、ここで一つ問題になるのが、ブログは基本的には一覧や詳細ページに投稿日が表示されてしまうことです。
例えば「12月6日イベント開催!」みたいなタイトルにしたとしても、投稿日が11月30日などとなっていると、パッと見たときに「え、いつのイベント?」と混乱してしまうんですよね。
確かにタイトルや見出しで大きく表示をしていれば良いという考え方もあるし、投稿機能をそのまま活かすという方法は決して悪い方法ではありません。コスト面でそのようにしているというケースもありますから。
ただ、もっとより見る側の立場になって考えようとすると、そこには一工夫入れる必要があると思うんです。
投稿日を非表示にする工夫
例えば、やはり投稿日時は邪魔なので、イベントのカテゴリーに属しているときはそれを表示しないようなプログラムの条件分けが必要になってきます。「このカテゴリーの記事には投稿日を表示しない」という設定ですね。
これだけでもかなり見やすくなります。でも、さらに親切な方法があります。
一つは、開催前なのか開催中か終了したものなのかというのが、一覧の段階でわかっているとより親切だということです。
そういったステータスを表示するようにするのですが、それも各カテゴリーにして「開催前」「開催中」「終了」を都度選ぶが実装としては一番早い方法です。ですが都度選ばないといけないので管理が煩雑になってしまいます。もちろんコストを抑える方法としてはこのような方法もありです。
より見る側のこと、そして運営のことも考えて少しコストもかけてという風に考えるのであれば、そこは自動で表示されるようにしたいところです。
なのでイベントの日時の設定をした後は、現在の日時と照らし合わせて自動判別しイベント開催前なのか開催中、そして終了したものなのかというのを自動でプログラムに出力させるようにするのがより良い方法になります。
こうすることで管理する側は日付と内容の管理だけをしておけばいいので、見る側にとってはステータスもすぐ分かるようになって非常に親切なものになります。
イベントカレンダーを表示する
さらにもう一歩踏み込んで親切にしようとするのであれば、イベントカレンダーを表示するということです。
カレンダー機能というのは複雑なものなので、システムを組もうとするとやはりコストが非常にかかってきます。
あまりコストをかけない方法であれば、Googleカレンダーを表示用に設定をしておき、それを埋め込んでおくという方法があります。パソコンで見たときには1ヶ月分のカレンダーなどのように表示でき、スマホで見たときには1週間分などのように切り替えをすることができるので非常に便利ではあります。
ただし運営面を考えると、WordPressで投稿するイベントの内容とカレンダーの内容をそれぞれ登録しないといけないので、ここにもまた運用の手間が少しかかってくるんですよね。
なのでより良い方法としては、イベントのカテゴリーにチェックを入れた内容は、カレンダーでも自動に表示するという連動する方法です。これをすれば、1つ登録をするだけで自動で一覧ページにも表示されるし、カレンダーとしても今何がやっているのか、もうすぐ何があるのかというのが分かりやすい。
このようにして、見る側にとってより親切なイベント情報の告知の仕方となるのです。
ただし、やはりこれはシンプルにやるものよりもコストはかかってくるので、そこもちゃんと必要なコストとして見ることができるかということがポイントになります。
ウェブの現場では、このようにどこまでコストをかけるかということと、どこまでユーザーに親切にできるかというのが私たちの課題になっているので、なるべくコストを抑えつつも、見る側にとって優しいホームページでありたいと考えています。
まだまだ課題ですけどね(^^)
