「器用貧乏」を強みに変える。最近の仕事を通じて感じた、これからのOrangeShareの在り方
12月に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。おかげさまで、毎日忙しくも充実した日々を過ごさせていただいています。
今日は、最近携わらせていただいたお仕事を振り返りつつ、私自身がずっと抱えていた「ある葛藤」と、今の自分なりの答えについて書いてみようと思います。
最近の仕事の幅が、ぐっと広がりました
このところ、ありがたいことに多種多様な案件に関わらせていただいています。
● ECサイト(Shopify)の構築 ある大型案件を通じて、Shopify(ショッピファイ)の複雑な仕組みの理解が飛躍的に進みました。「どうすればこの機能を実現できるか?」という課題解決の連続でしたが、その分、自信を持って提案できる幅が広がりました。
● クリエイティブ(アニメーション・動画) イラストを動かすアニメーション制作では、ダイナミックな動きから繊細な表現まで、表現力が一段階上がった手応えがあります。また、メインビジュアルに使う動画制作など、サイトの世界観を作り込む仕事も増えてきました。
その他にも、いつものディレクション、ライティング、デザイン、ちょっとした撮影まで。また、「Webに強くない企業様(印刷会社様やシステム会社様など)が請け負ったWeb案件のサポート」という黒衣(くろこ)のようなお仕事も増えています。

パワーアップしまくっている私のイメージ(あくまでもイメージ)
「器用貧乏」というコンプレックスからの脱却
こうやって書き出すと、「本当に何でもやるな」と自分でも思います(笑)。
昔から、ある程度のことは何でもこなしてきました。でも、だからこそ「器用貧乏」という言葉が、ずっと自分の中に棘のように刺さっていたんです。
デザイン特化のスペシャリストには勝てない。バリバリのエンジニアには敵わない。「自分には、突き抜けた武器がないんじゃないか?」と悩んだ時期もありました。
でも最近、ようやくその考え方が変わってきました。
点ではなく、線でつなぐ「総合力」
もちろん、それぞれの分野のトップスペシャリストには、技術単体では敵いません。ですが、私の強みはそこではないんだ、と気付きました。
全体が見えているからこその「業務効率化」と「スピード」
デザインと技術の両方を知っているからこその「質の向上」
お客様の「言葉にならない想い」を汲み取るコミュニケーション力。コミュニケーション力については昔からある程度自身はありましたが、仕事に関するコミュニケーションは経験不足もあってかなかなか自身を持つことができませんでした。それがこの数年で成長できている気がします。
そして何より、「言われたことの先を想像して提案する力」。
これらは、全部を自分でやっているからこそできることです。相談から構築、その後の管理まで、一貫して任せられる安心感こそが、今のOrangeShareの最大の価値なのかな、と思えるようになりました。
相談からWeb管理まで、一貫して行える会社へ
「器用貧乏」ではなく、「頼れるオールラウンダー」へ。まだまだ未熟な部分もありますし、足りない部分も多いです。でも、相談からWeb管理まで一貫して行える会社として、以前より少〜しだけ胸を張れるようになってきた気がします。
ありがたいことに、以前よりも多くのご依頼をいただいており、現在、新規のご相談をいただいてもすぐには着手できない状況が続いています。
それでも常に進化を止めず少しでも多くのお客様の力になれるよう、日々成長を目指しています。
「Webのことで困ったら、とりあえず河野に聞いてみよう」そう思っていただけるよう精進しますので、何かあればぜひご相談ください(^^)
