第5章:ホームページを持たないデメリット (2) 検索流入の機会損失
「お店を探しているとき、まず何をするか?」
多くの人がまずGoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索をします。
これはBtoBでもBtoCでも変わりません。
ホームページを持っていないということは、つまり、検索されても出てこない・出てきても内容が薄いという状態。
その結果として、大きなチャンスをみすみす逃している可能性があるのです。
1. 「検索して調べる」が当たり前の時代に
スマホが普及した今、
- 「◯◯市 カフェ」
- 「〇〇駅 ホームページ制作」
- 「〇〇 美容室 口コミ」
といった“場所+目的”のキーワードで情報を調べるのは、完全に日常の行動になりました。
検索して出てきた中から、「ちゃんとしてそう」「分かりやすい」「ここ良さそう」と感じたところに、
予約・問い合わせ・購入などのアクションが移っていきます。
つまり、検索結果に表示されない=スタートラインにすら立てていないということ。
SNSや口コミサイトに頼るだけでは、検索エンジンを経由した「初めての出会い」を逃してしまうのです。
2. “今まさに探している人”を逃すのはもったいない
検索している人の多くは、すでにある程度ニーズが明確です。
たとえば、「長崎市 整体 女性スタッフ」で検索している人は、
- 近所で
- 整体を探していて
- 女性スタッフがいるところが良い
という、かなり具体的な条件を持っています。
このように、検索は「今すぐ利用したい」「比較して選びたい」という購買意欲が高い層と出会える非常に強力な入口です。
そしてこの入口は、ホームページがなければ基本的に閉ざされているのが現実。
SNSやGoogleマップ、ポータルサイトだけでは、細かな情報や検索キーワードとのマッチングが弱く、
自社の強みやこだわりを知ってもらうには力不足です。
3. SEO対策の恩恵を受けられない=長期的な集客を失う
SEO(検索エンジン最適化)は、ホームページを持ってこそ機能します。
検索で上位に表示されるように対策を行えば、広告費をかけなくても安定的にアクセスが集まり、
結果として“待っていても問い合わせが来る”状態を作ることができます。
SNSの投稿は寿命が短く、1〜2日で流れてしまいますが、
ホームページの記事は半年〜1年以上たっても検索結果に残り、集客し続けてくれるのが大きな強みです。
このストック型の集客ができるのは、ホームページならでは。
持っていない場合、ずっとSNSや広告などの“フロー型の集客”に頼り続けなければならず、
費用も手間もかかり続ける構造になってしまいます。
まとめ:検索されても、出てこなければ“存在しない”と同じ
SNSの投稿に力を入れていても、検索からのアクセスがなければ、
新しいお客様との出会いのチャンスを大きく減らしてしまいます。
✔ 「ホームページがある会社」と
✔ 「ホームページがない会社」では、
検索での露出、信頼感、問い合わせのしやすさに大きな差が生まれます。
特に「地域名+業種名」で検索されることの多いローカルビジネスは、ホームページの有無がそのまま集客力の差になります。
検索経由のチャンスは、確実に“ある”のに“逃している”というのは、本当にもったいない話です。
ぜひ活用していきましょう!