誤字脱字を無くすための手順

1333文字 Blog, 知識・知恵

日常的にブログを書いたり、お客様にメールを送ったり、社内で資料を作成したり…。

「書くこと」はビジネスにおいて欠かせない仕事のひとつですよね。

そんな中で避けたいのが、「誤字脱字」。

たった一文字のミスが、相手の印象を左右することがあります。
でも実は、誤字脱字って“無くすことができる”んです。

無くすことはできますが、「確実に減らすことができる」の方が良いかもですね。

今回は、私自身が実践している「誤字脱字を減らすための習慣」をご紹介します。

1. まずは一気に書く

文章を書く時、ついその場で修正したくなりますよね。

でも、ちょっと待ってください。

誤字や表現の違和感が気になって、そこに戻って修正して…を繰り返すと、全体の流れがブレてしまったり、思ったより時間がかかってしまうことがあります。

私がおすすめしているのは、「50点でもいいから最後まで一気に書く」こと。

完璧じゃなくて全然OK。
途中で間違ってもいいんです。

まずは“伝えたいことを形にする”のが第一歩。
この一気書きができるようになると、文章を書くスピードも自然と上がってきますよ。

2. 書いたら、ゆっくり読み返す

一通り書き終えたら、次は読み返しです。

ここで大切なのが、「ゆっくり読むこと」。

急いで読むと、脳が勝手に補完して、ミスを見逃してしまうんです。
「ここは大丈夫だろう」という思い込みが、一番の落とし穴。

むしろ、「自分はきっと間違えている」と思って読むくらいがちょうどいいです。

まるで他人の文章を添削するような気持ちで、ひと文字ずつ目で追ってみてください。

3. もう一度、読み返す(これで完了)

そして最後に、もう一度だけ、さっと読み返してみましょう。

1回目で気づかなかったミスが見つかることも多いですし、
全体の流れや言い回しに違和感がないかも確認できます。

2度目の確認では声に出しながら読むのも効果ありです。

本当にミスができない文章などの場合は、WordなどのPC上で確認した後は、プリントアウトして紙で読むこともかなり効果があります。

ブログでは入力画面で一度チェックをし、公開した画面でチェックを入れるなど、同じ文章でも環境が変わると見え方が変わるため、このような方法も効果的です。

ここまでやれば、文章の完成度は格段に上がります。

「面倒くさい」はもったいない!

「読み返すの、面倒だな…」

わかります。でも実は、読み返すことでたくさんのメリットがあるんです。

  • 誤字脱字があると、相手に変な印象や不快感を与えてしまう可能性がある
  • 誤字がない方が、自社の印象や信頼度も上がる
  • 結果的に、誤解ややり直しが減って“時間の短縮”につながる
  • 読み返すことで、自然と“読解力”や“文章力”もアップする
  • 丁寧に仕上げたという自負が、“仕事への自信”につながる

たかが誤字脱字。されど誤字脱字。
ちょっとした一手間が、あなたの仕事をもっと信頼あるものにしてくれます。

「間違えて当然。でも、そのまま出さない」

そんな意識で、丁寧な文章を目指していきたいですね(^^)

前の記事 次の記事
この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長大経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・動く・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。