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最近よく聞くRPAってなんだ??

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最近WEBサイトを制作させていただいたお客様がRPAを取り扱っており、最近よく耳にするようになったRPAが気になったので自分で調べて見ました。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは?

RPAとは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語で、ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を、ルールエンジンやAI(人工知能)などの技術を備えたソフトウェアのロボットが代行・自動化する概念、と定義されています。要するに人間が繰り返し行うクリックやキーボード入力など定常的な業務が自動化することです。仮想知的労働者(デジタルレイバー)とも呼ばれています。RPAソフトウェアロボットは眠ることも休むこともなく、間違いもなく正確迅速に処理し、結果的に従業員不足を補い、生産性を向上させます。

RPAを導入する3つのメリット

1. ルーティン作業の代行

今まで人間が行っていた、反復的かつ付加価値の低い業務をRPAが人間より正確に早く遂行します。
例えば銀行では税務調査向け提出書類の自動作成や融資のための稟議資料の作成、大手食品メーカーでは卸会社からの販売情報の転記作業の効率化や基幹システムへの入力作業の効率化を人間に代わり代行しているみたいです。

業務生産性向上

従来は人間にしかできなかったオフィス業務をRPAに代行させることにより、担当者は他の業務に時間を割くことができるようになるため、生産性の向上が期待できます。
特に人材不足に悩む中小企業の場合、生産性向上は大きな課題であり、早急に解決を図らないといけません。そのためRPAを導入することにより、業務改善に大きく寄与することになります。

コスト削減

たとえば、人間であれば10分かかる作業が、RPAであれば半分以下の作業時間で済むようになったという声はとても多く聞かれます。また、RPAは時間や曜日が関係なくいつでも作業が可能であり、設定次第で決められた日時に作業を実行することもできます。つまり、日々の作業工数削減・残業削減・休日出勤不要となり、その結果、人件費削減につながるという考え方ができるでしょう。(ここは弊社で制作しているホームページとにていますね。)

私が聞いた話では初期費用は別ですが、月々にかかる保守管理は社員1人分くらいの金額で納まるくらいだそうです。

RPAが必要な理由

ますます深刻になる日本における人材不足!(長崎市は特に深刻)

出典:総務省「労働力調査」及び「人口推計」

少子高齢化の進行により、日本の生産年齢人口(労働力としての中核をなす15~64歳)の減少は、1995年をピークに減少傾向にあります。総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、日本人の総人口は9年連続で減少、減少幅は調査以降で最大になりました。また、生産年齢人口は初めて全体の6割を割りこんでいます。これより、企業にとっては人材確保がますます困難になり、働き手の奪い合いになることが考えられます。また、企業の生産力の面では、生産年齢人口の減少により生産量、生産スピードの低下から 国際競争の中で生き残るのが難しくなってくると予想されます。ある調査では、日本のGDPは世界で10位まで低下するとも予想されています。では、この生産年齢人口の減少にどう取り組むべきでしょうか? それには、何らかの方策により労働力を増やさなければいけません。そこで注目されるのが生産年齢人口の減少を補完する新たな労働力として、ロボットによる自動化、つまりRPAの活用なのです。
地方ではこの人材不足が顕著であり、弊社のある長崎市は人口流出ワースト1になってしまうほど深刻な状況です。

日本の労働生産性は先進国で最下位!?

出典:総務省「労働力調査」及び「人口推計」

前述した生産年齢人口の減少問題に関連しますが、この問題を解決するには、労働力を増やすのと同時に、労働の効率化を推進する必要があります。しかしながら、労働生産性の国際比較したデータを見ると、日本の労働生産性はグラフの先進国6カ国の中で最下位の7位となっており。また、G7(先進7カ国)に絞って比較すると1994年以降、20年以上最下位です。この労働生産性は、労働者一人がいくらの価値「付加価値」を生み出したのかという指標です。ここでもまた、今まで人間が行っていた付加価値の低い事務作業、反復作業をロボットで代替させることで労働者一人あたりの生産性を向上させることができるRPAに注目が集まっています。

RPAを導入して真の「働き方改革」をで実現しませんか!?

RPAがどのような概念なのか、また導入時にどういったメリットがあるのか、おわかりいただけたでしょうか。
RPAを導入することにより、ルーティン作業はRPAに行わせ、よりイノベーティブな仕事は人が行うことで、社員のモチベーション、企業への定着率も高めることができます。メガバンクなどはこのAIやRPAを導入しリストラや配置転換など積極的に行い、経営を立て直しを図っているみたいですね。長崎県でもRPAを扱う会社も増えているので是非、RPAを活用した「働き方改革」を検討してみてはいかがでしょうか?

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T.mine

水産業の営業・商工会の経営指導員等を経験して現在に至る。商工会時代のコンサルタント業務を活かしながら、「良質なコンテンツのwebサイトをお客様と一緒に作る」をモットーに活動しています。 三児の父。趣味はバドミントンと釣り、その他多数。 ※一緒に釣りに行ってくれる仲間を募集中。