なんと長崎がニューヨーク・タイムズの「2026年に行くべき場所」にランクイン

アメリカの有力紙 ニューヨーク・タイムズ(The New York Times) が発表した 「2026年に行くべき52か所」 に、長崎が選ばれました。
しかも、世界中の都市や観光地が並ぶ中で、17番目という上位での紹介。これ、すごくないですか?!
ニューヨーク・タイムズって、どんな存在か
ニューヨーク・タイムズは、1851年創刊のアメリカを代表する新聞社で、 世界的にも「最も影響力のあるメディアのひとつ」とされています。政治・経済・国際情勢はもちろん、文化、アート、食、ライフスタイルまで幅広く扱い、 特にこの「行くべき場所」特集は、
- 世界中の旅行者
- 観光業界
- 各国の自治体
が強く注目する企画として知られています。過去にも、この特集に選ばれた都市では、 その後に観光客が大きく増えたという事例がいくつもあります。
長崎はこれまでニューヨーク・タイムズに選ばれたことがあるのか
結論から言うと、長崎が「行くべき場所」特集で大きく取り上げられるのは、今回がかなり珍しいケースです。
ニューヨーク・タイムズの「〇年に行くべき〇〇の場所」は、 毎年世界中の都市・地域を選ぶ企画ですが、日本から選ばれる都市は決して多くありません。
その中でも長崎はこれまで常連という位置づけではなく、 今回の選出は世界的な視点で長崎の価値が再評価された結果といえます。
近年、ニューヨーク・タイムズに選ばれた日本の都市
ここ数年でニューヨーク・タイムズに取り上げられた日本の都市・地域は盛岡市、京都、金沢などが取り上げられています。こうして見ると、日本から選ばれる都市には共通点があります。
- 派手な観光地ではない
- 歴史や文化が今の暮らしとつながっている
- 「その土地で生きている空気感」がある
今回の長崎の選出も、まさにこの流れの中にあると感じます。
なぜ長崎が選ばれたのか
今回の記事で長崎について触れられているポイントは、とても象徴的でした。
「街の中心部は原爆投下の被害を免れ、非現実感が漂っている」
そして、
「核拡散の脅威が世界に広がる中、長崎を訪れることには大きな意義がある」
という評価。
単なる観光地としてではなく、 歴史や記憶、そして現代につながるメッセージ性まで含めて紹介されている点が、とても印象的です。
紹介されたのは、長崎らしい日常の風景
記事の中で取り上げられている場所やお店も、いかにも長崎らしい顔ぶれでした。
たとえば、1946年創業の喫茶店「珈琲 冨士男」。紹介されたのは、長崎名物のミルクセーキ。
派手なスイーツではなく、サクランボがのった、あの昔ながらのミルクセーキが 「冷たいデザートドリンク」として評価されているのが、なんとも嬉しいところです。
また、
- 大徳寺の大クス(樹齢800年)
- 福砂屋(1624年創業)
といった、観光名所というより 長崎の日常に溶け込んだ存在が自然に紹介されています。
世界の目線で再発見される長崎
興味深いのは、ニューヨーク・タイムズが描く長崎が、前述したように 「派手な観光地」ではないという点です。
歴史、街並み、人の営み、そして静かな時間。私たち地元の人間にとっては当たり前の風景が、 世界の視点で見ると、特別な価値として映っている。それはどこか誇らしくもあり、 同時に「この街の良さをちゃんと守っていきたい」と思わせてくれます。
過去にニューヨーク・タイムズで紹介された地域では、 その後に外国人観光客が急増した例もあります。実際、2023年に選ばれた岩手県盛岡市では、 外国人観光客が前年の30倍に増えたという話もありました。
長崎でも、これからインバウンドの動きがさらに活発になる可能性は高そうです。言語対応や受け入れ体制など、課題はもちろんありますが、 それ以上に「世界が長崎を見ている」という事実は、前向きに受け止めたいところです。
地元で仕事をするということ
私たちは、長崎という街の中で仕事をしています。今回のニュースは、 この場所で仕事をしていること自体が、すでに価値を持っている。そんなことをあらためて感じさせてくれました。世界が注目する街・長崎。
その一員ということを感じつつ、普段の暮らしも仕事も丁寧に積み重ねていきたいですね(^^)
