「形振り」これ、なんと読む?
突然ですが、クイズです。
「形振り」
これ、なんと読むでしょうか?
「かたふり」?「けいふり」?「かたぶり」?それとも…
正解は「なりふり」
正解は「なりふり」です。
「形振り構わず」
こう書くと馴染みあることばになりますよね。そうです「なりふりかまわず」です。
サムネイルのイメージから読めた人もいるのではないでしょうか。
「形」は「なり」とも読む
「形」という漢字、実は読み方がたくさんあります。
「形」の読み方
- 音読み:ケイ、ギョウ
- 訓読み:かた、かたち、なり
「なり」という読み方は普段あまり使わないので、パッと見では分かりにくいんですよね。
でも、「形振り(なりふり)」という言葉を知っていれば、「ああ、『なり』って読むのか」と納得できます。
意味も意外と知られていない
「形振り」という言葉、読めたとしても意味をちゃんと説明できますか?
形振り(なりふり)の意味 姿形(すがたかたち)、身なり、格好のことを指します。
でも、この言葉が一番よく使われるのは、実は否定形の「形振り構わず」という表現なんです。
「形振り構わず」とは 見た目や体裁を気にせず、必死になって何かをする様子を表します。
例えば:
- 「形振り構わず走り出した」
- 「形振り構わず助けを求めた」
- 「形振り構わず勉強した」
体裁やカッコつけることを忘れて、必死に取り組む。そんな時に使う言葉です。
「形振り構わず」を使う場面
この言葉、私は好きでちょくちょく使います。
必死さを表現したい時
「形振り構わず頑張った」と言うと、見た目やプライドを捨てて全力で取り組んだことが伝わります。単に「頑張った」というより、その必死さが強調されます。
感動的なエピソードで
「形振り構わず子供を助けた」「形振り構わず駆けつけた」など、人間らしい必死な行動を描写する時に使うと、場面が生き生きと伝わります。
ビジネスシーンでも
「形振り構わず営業に回った」「形振り構わず学んだ」など、プロフェッショナルな必死さを表現するのにも使えます。
形振り構わず調べる癖をつけよう
今回「形振り」という言葉を取り上げましたが、こういう「読めない・意味が分からない」言葉に出会った時、どうしていますか?
以前は辞書を引くのが面倒で、なんとなく読み飛ばしてしまうことも多かったと思います。でも今は、スマホですぐに調べられる時代です。
分からない言葉に出会ったら、形振り構わず調べてみる。この習慣をつけると、語彙力がどんどん増えていきます。
皆さんも、「あれ?」と思う言葉に出会ったら、ぜひ調べてみてください。新しい発見があって、意外と面白いですよ。
それでは、形振り構わず(?)ブログを書き続けます (^^)