なぜか検索に出てこない? SEO対策の基本とよくあるミス

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「ホームページを作ったのに、なぜか検索結果に出てこない…」
これは多くのサイト運営者が悩む問題です。
SEO(検索エンジン最適化)対策をしているつもりでも、意外と基本的なミスが原因で検索結果に表示されないことがあります。

この記事ではSEOの基本とよくあるミスを解説しますが、専門知識も必要なため、管理されているWEB業者に見てもらうのが一番です。今回のお話は、検索に出てこない理由がこんなにもたくさんあり、対策もそれぞれあるんですよということを伝えるための記事です(^^)

1. SEO対策の基本チェックリスト

まずは、検索結果に表示されるための基本的なポイントをチェックしましょう。

  • Googleにインデックスされているか?
  • noindexタグが誤って設定されていないか?
  • 検索エンジンが理解しやすいタイトルや説明文になっているか?
  • 適切なキーワードを使っているか?
  • 内部リンクや外部リンクが適切に設定されているか?
  • 検索したいキーワードが競合性の高いものになっていないか?

これらをクリアしていれば、検索エンジンにサイトが適切に認識されるはずです。

2. よくあるSEOのミスと対策

● Googleにインデックスされていない

検索エンジンに認識されていなければ、どんなに良いコンテンツを書いても検索結果には出てきません。
「site:あなたのサイトURL」 でGoogle検索し、自分のページが表示されるか確認してみましょう。

対策

  • Google Search Console にサイトを登録し、URL検査ツールでインデックスリクエストを送る
  • robots.txt や noindexタグが誤って設定されていないか確認する

● noindexタグが設定されている

<meta name="robots" content="noindex">」がページ内にあると、Googleはそのページを検索結果に表示しません。
WordPressなどのCMSでは、SEOプラグインの設定ミスで noindex が有効になっていることもあります。

対策

  • Ctrl + U でソースコードを確認し、「noindex」の記述がないかチェック
  • WordPressなら、SEOプラグイン(Yoast SEO など)の設定を確認

● タイトルタグ・メタディスクリプションが適切でない

タイトル(<title>メタディスクリプション(<meta name="description"> は、検索結果に表示される重要な要素です。

対策

  • タイトルタグ はユーザーが検索しそうなキーワードを自然に含める
  • メタディスクリプション は120〜160文字程度で簡潔に内容を説明する

● 適切なキーワードの使用

「検索されやすいキーワード」が適切に入っていないと、Googleも何のページなのか判断しづらくなります。
ただし、過剰にキーワードを詰め込むと キーワードスタッフィング になり、逆にSEO評価が下がることも。

対策

  • タイトルや見出し(h2, h3)に適度にキーワードを入れる
  • 本文中に無理のない形で自然にキーワードを含める

● 内部リンク・外部リンクの設定ミス

内部リンク(サイト内のページ同士のリンク)を適切に設定すると、Googleがページの関係性を理解しやすくなります。
また、信頼性のあるサイトへの外部リンクも、Googleの評価を上げる要素のひとつです。

対策

  • 関連するページ同士を内部リンクでつなげる
  • 信頼性の高いサイトへの外部リンクも適度に活用する

● モバイル対応ができていない

現在、Googleは 「モバイルファーストインデックス」 を採用しており、スマホでの表示が適切でないサイトは検索順位が下がります。

対策

  • Googleの 「モバイルフレンドリーテスト」 を使って表示を確認
  • レスポンシブデザイン(スマホ対応)になっているかチェック

● ページの読み込み速度が遅い

表示が遅いサイトは、ユーザーがすぐに離脱してしまい、SEOにも悪影響を与えます。

対策

  • 画像は WebP形式 などを活用して最適化
  • キャッシュを活用して表示速度を向上
  • 不要なプラグインやスクリプトを削減

● 重複コンテンツがある

同じ内容のページが複数存在すると、Googleはどのページを評価すべきか迷ってしまいます。

対策

  • site:あなたのサイトURL で似たようなページがないか確認
  • canonicalタグ を適切に設定する

● 定期的な更新がない

Googleは 「新しい情報」 を重視するため、更新がないサイトは検索順位が下がる傾向があります。

対策

  • 定期的に 新しい記事を投稿する
  • 既存の記事もリライトして情報を 最新の状態に保つ

基本を押さえて、よくあるミスを防ぐ

SEO対策には様々な要素がありますが、まずは基本を押さえて、よくあるミスを防ぐことが大切です。

チェックポイント

  • Googleにインデックスされているか?
  • noindexタグが誤って設定されていないか?
  • 適切なタイトルやメタディスクリプションを設定しているか?
  • キーワードを適切に配置しているか?
  • 内部リンクや外部リンクを活用しているか?

検索エンジンに正しく評価されるように、SEO対策を一つずつ見直していきましょう!

…ここまで書くのに一苦労でした(汗)
つまり検索に出てこない時は理由がたくさんあり、対策もたくさんあるということです。

この1行だけにすれば良かった(´д`、)

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T.kawano

Web業に従事して約20年。人生の約半分以上をWebに費やしてきました。 長崎県産業労働部や商工会議所の専門家としてセミナーをしたりWebでお困りの方の相談にも乗っていました。 デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、 「つくって話せるWebディレクター」として活動中。 月間約700,000PVのwebサイト運営、フォロワー約15,000人のSNS運営の実績を元にWeb集客や、日常を語ります。 三児と一猫の父。趣味はバドミントンとお笑い。 「優しい」のに「仕事ができ」て「面白い」人間を目指して日々精進中。