JR長崎駅前のバスターミナルが生まれ変わる!

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長崎市大黒町にあるJR長崎駅前の県営バスターミナルビルが、再開発により大きく生まれ変わります。築60年以上が経過し、老朽化が課題となっていたこのビルについて、長崎県と長崎市が複合ビル建設の計画素案を発表しました。宿泊・商業施設も備えた複合ビルが2029~30年に完成予定。

️ 再開発エリアは2つに分割

今回の計画では、再開発の対象エリアを「Aエリア」と「Bエリア」の2つに分け、それぞれに複合ビルを建設する方針です。

  • Aエリア:バスターミナルのほか、商業施設や宿泊施設が入るビルを建設予定
  • Bエリア商業施設と駐車場を備え、2つのビルを上層階でつなぐ案も検討中

バスの利便性を向上させるだけでなく、観光客や市民が利用しやすい施設としての機能も強化される見込みです。

バスターミナル周辺の交通も改善へ

バスターミナルに面する国道も拡幅され、新たにバスの停車スペースを設ける計画が示されました。これにより、後続車の渋滞を緩和し、スムーズな交通環境を整えることが期待されています。

計画の今後と完成時期

長崎県と長崎市は、都市計画の決定に向けて審議会や住民向けの縦覧を実施しながら、具体的な計画を進めていく方針です。
複合ビルの完成には約5~6年を見込み、2029~30年の完成を目指すとしています。

期待と懸念、駅前再開発の行方を考える

この再開発計画は、長崎駅周辺の利便性向上と観光強化の一環として、非常に重要なプロジェクトですね。

長崎駅の変化はすでに進行中で、新幹線の開通によって駅前の景色は大きく変わりました。それに加えて、今回のバスターミナル再開発が実現すれば、駅を中心とした交通のハブ機能がより強化されることになります。

また、宿泊施設や商業施設の導入は、単なるバスターミナルのリニューアルではなく、「滞在型の都市機能」を駅前に作るという意味でも大きな影響を与えそうです。観光客にとっても、市民にとっても使いやすい空間になれば、長崎駅前の賑わいがさらに増すかもしれません。

ただし、再開発が進むにつれ、地元の商店や小規模な事業者への影響も考えなければなりません。大型施設ができることで便利になる一方で、昔ながらの長崎らしい風景や商業文化がどう共存していくかも注目したいポイントですね。

2029~30年の完成が予定されているので、まだまだ長い道のりですが、今後の詳細な計画や工事の進捗に注目していきたいですね(^^)

参考

https://news.yahoo.co.jp/articles/8512ca605d6efdb837b89b79997cfff1053a29ef

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この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長大経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・動く・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。