3×3(スリーバイスリー)は通常のバスケットボールとはまた違う面白さ!
この前、3×3(スリーバイスリー)のプロリーグを生で見る機会がありました。 マイケルジョーダンや現役でも有名な選手はみんな5対5のバスケットボールの選手ばかりなので、あまり期待せずに見たバスケ経験者の私なのですが、これがまぁ面白かったです。
3×3はバスケ初心者でも面白い
バスケ経験者じゃなくても見ていてきっと面白いと感じると思います。それは3×3は1試合10分間、21点先取で勝ちとなるノックアウト方式、かつ、ショットクロックが12秒、だからです。ショットクロック12秒とは簡単に言うと「攻撃側は12秒以内にシュートをうたないといけない」、です。このルールのおかげで攻守の切り替えがとても早くなります。また、1試合10分なのにも関わらずノックアウト方式が採用されているからゲームそのものの決着も早く、短い時間でそのゲームを楽しむだけでなく、色んなチーム同士の対戦を観戦する事が出来ます。
ちなみにB.LEAGUEと比較すると、1試合40分間、ショットクロックは24秒。バスケ経験者はじっくりと戦術の移り変わりを分析したりゲームの流れを感じたりと楽しむことが出来ますが、初心者には最初から同じ楽しみ方は難しいと思うので、3×3の短くて早い展開の方が手っ取り早く楽しめると思います。
3×3はバスケ経験者が見ても面白い
ルールがわかると、3×3はバスケ経験者が見てもとても面白いです。経験者の方はコートに自分も含めて味方が3人しかいないチームを想像してみてください。あなたならどんなメンバーと組みたいでしょうか。例えば5人制なら1人は欲しい背の高いセンター、少々動きが遅くても背が高いだけでとてもアドバンテージになりますが、3人制ならどうでしょうか。動きの遅さがすごく穴になりやすい気がしませんか。背が小さくてもスピードが速くて確実にボールを運べて周りを引き立たせる事ができるガードはどうでしょうか。こちらも5人制なら重宝されますが、速攻もなければ、プレイヤーが少ないのでサイズが小さいというマイナス面の方が大きい気もします。
3人制ならではの良いメンバー構成は5人制のそれとは違うと思いますし、相手との相性も5人制バスケよりありそうな気がしていて、5人制バスケとはまた違った見方で観戦できる面白さがあります。
3×3のプロリーグがあって、各地域にも実はプロチームがある
私が見たプロリーグは3×3.EXE PREMIERなのですが、興味を持って調べてみると、国際バスケットボール連盟(FIBA)から承認を受けたプロリーグでした。チーム数は36チームあり、その裾野は日本の地方にも広がりを見せているようです。長崎から一番近くだと佐賀の唐津(カラツレオブラックス)にも所属チームがあります。 長崎もV・ファーレン長崎だけでなく、佐世保にはプロ野球独立リーグの長崎セインツというチームがありましたが、各スポーツにプロチームがあるとやはりその地域が盛り上がる要素になりますし、試合が開催されるだけで大なり小なり経済効果もありますので、地域を盛り上げる一つの手法として「3×3のプロチームを持つ」という選択はアリ、ということで広がっているのでしょうね。
3×3、機会があれば見てみてください
3×3は本当に展開が早くて、見て楽しいので機会があればぜひ見てみてください。調べたところ3×3.EXE PREMIERだけでなくSOMECITYも開催されているようです。お、沖縄だけのCROSSOVERというリーグまであるのか、これは一度生で見てみたいなぁ。