「毎日投稿」が途切れた時、日付を遡って埋めるべきか?SEO的な本音と「心の折り合い」

1694文字 Blog, Web

インフルエンザという強敵に襲われ、数日間、このブログの時計が止まってしまいました。毎日投稿を自分に課している身としては、起き上がれるようになった瞬間に「あぁ、あの空白の数日間をどうにかしなければ……」という焦燥感に駆られます。

そこで浮かぶのが、「日付を遡って(バックデートして)投稿し、穴を埋めるのはアリなのか?」という疑問です。今回は、この「ブログ運営あるある」な悩みについて、SEO的な観点と運用の本質から考えてみたいと思います。

日付を遡って投稿するのは「SEO違反」になる?

結論から言うと、日付を過去にして投稿すること自体がGoogleからペナルティ(違反)を受けることはありません。

Googleは「記事がいつ公開されたか」を、メタタグの日付情報だけでなく、実際にクローラー(巡回ロボット)がそのURLを初めて見つけたタイミングでも判断しています。そのため、日付を数日前に設定して投稿したからといって、「嘘をついたな!」とサイト全体の評価を下げられるようなことはないので安心してください。

ただし、数年前の日付にするなど、あまりに極端な操作で検索結果の鮮度を操作しようとすれば話は別ですが、数日程度の「穴埋め」なら技術的なリスクはほぼゼロと言っていいでしょう。

効果は「当日投稿」よりも落ちるのか?

これについては、「当日に投稿するよりも、露出効果は一時的に落ちる」というのが現実的な答えです。理由は主に2つあります。

  • 「鮮度」のメリットを逃す: Googleは新しい情報を好む「フレッシュネス・アップデート」という仕組みを持っています。バックデートすると、検索エンジンに「これは数日前の情報だ」と認識させることになるため、最新記事として評価されるチャンスを自ら逃してしまうことになります。
  • ユーザーの目に触れにくい: 多くのブログは新着順に並びます。日付を過去にすると、投稿した瞬間に「2番目や3番目」の位置に埋もれてしまうため、SNSでの拡散やリピーターの方への通知効果が薄れてしまいます。

プロが考える「ベストなリカバリー」とは

同じ状況になったらどうするか。選択肢は2つです。

パターンA:潔く「今」の日付で投稿する

一番のおすすめはこれです。空白期間があったことを正直に書きつつ、「今日」の日付で2本、3本と投稿する。 これなら最新情報としての鮮度も保てますし、読者に対しても「復活しました!」という元気な姿を見せられます。SEO的にも「活動が再開された」という強いシグナルになります。

パターンB:どうしても「カレンダーの見た目」を整えたい場合

「自分自身の記録として、どうしても毎日並んでいないと気持ち悪い!」という場合は、遡って投稿しても構いません。ただしその際は、「この記事は療養中に書き留めたものを、後から整理してアップしました」といった一言を添えるのが、誠実なメディア運営としてのマナーとのこと。私は【毎日投稿】を掲げており日付に抜けを出したくないため、SEOにとって多少効果が減るぐらいであればそれを受け入れようと思います。

ブログは「過去」より「未来」のために書くもの

今回、私が重要視しているのは毎日投稿だったので、日付を遡って投稿することにしました。ですが本来ブログの目的は、カレンダーを埋めることそのものではなく、「常に新しい価値を届け続けること」にあるはずです。インフルエンザで休んでしまった数日間は、いわば「強制的なオフタイム」。そこを無理に隠そうとするよりも、その経験(前回の記事のような闘病の苦しみなど!)を新しいコンテンツに変えて、今日からまた力強くリスタートする方が、結果としてサイトの評価も上がるという理想も伝えておきたいと思います。私はしませんが。

どちらにしても辛いのが、数日分のブログ執筆ですよね。毎回2000文字前後書くので結構に胆力が必要です。しかしインフルごときでこの企画を終わらせるわけにはいきません。また皆さんに役立つ(時に感傷的な)情報を発信していきます(^^)

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この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長崎大学経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。