無料のサービスはいずれ使えなくなると考えるようにしておく

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現代ではさまざまなアプリやソフトなどがあり、無料で便利に使えるものも多いですよね。

例えば、ビジネス活用にも便利なチャットワークやSlackなどのチャットツールがあるのですが、これは無料でもかなり有効に使えるものでした。

ですが最近、この2つのサービスが無料サービスの機能の制限を強めたようです。
それは、過去○○日までしかやりとりの履歴が表示されなくなったとのこと。(確かチャットワーク40日、Slackは90日分)
これは結構痛手で、過去のやりとりを見に行けないのは以前どんなやりとりをしていたか、その時に解決や報告した内容は何だったかを引き出すことができないということです。
チャットツールは便利でメールに置き換わり、メール以上にコミュニケーションがやりやすいツールとして利用者もかなり増えていたかと思います。

弊社はもともと有料サービスのチャットワークを利用していたので影響はないのですが、無料で使っていた人達もいたので、ショックが大きいかと思います。

無料で使えていたものが減っていき、サービス提供元をケチだと言う人もいますが、そもそも無料でそこまで使わせてくれているというのがポイントですよね。
提供元も利益が必要な企業ですので有料プランを使ってもらうために無料版を置いているケースが多いです。

無料版をそのまま利用されると提供元は赤字になってしまうので、有料版を使わせるためにも無料版の制限を厳しくするというのはよくあることですね。

とは言ってもいきなり有料版を使わせるのも難しいので広告費のような扱いで無料版の提供をし、ユーザーが増えた後にルールを変えているんです。

ですので、私達は無料版である程度便利に使わせてもらったら、後は有料版でも費用以上の価値があることを確認させてもらったとし、有料版を使うのが良いのかと思います。
有料版の利用者が多ければそのサービスも無くなるどころか、より便利になって私達が恩恵を受けることができます。

ちなみに無料版から有料版へのユーザーの移行を上手にできなかったサービス提供者も見て来ましたが、そのサービスは廃止になることもあります。

自分に必要なものはお金を払ってでも使うようにする…当たり前のようなことですが、無料のものもたくさんあるのでマヒしてしまいますね。

上手に現代を渡っていきたいものです…

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この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長大経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・動く・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。