相手を傷つけない魔法の言葉『言ったかもしれませんが』

949文字 Blog, 知識・知恵

プライベートでも仕事でも自分の話を相手が覚えていない時ってありますよね。

そんな時、
「この間話したでしょ?」とか
「前言いましたよ」とか
「何で覚えてないの?」などと言ってしまいがちですよね。

もちろん仕事などのやりとりの際に言った言わないは大事になる場面もあるので、以前言ったことを伝えないといけないケースもあると思います。

ですが、そんなに重要でない話題ではそこまで相手を責める必要はないですよね?
責められた相手は嫌な気持ちになってしまい、その後の話題に集中することができなくなってしまいます。

ではどうすれば相手を嫌な気持ちにさせずにスムーズに進めることができるか。
私が編み出した魔法の言葉はこちらっ

『前言ったかもしれませんが』(仕事)
『前言ったかもしれないけれど』(プライベート)

たいした言葉ではないのですが、これは2つのことを回避することができます。
それは、

相手を責めずに済む
自分が忘れたと思われなくて済む

ということなのです。

まず、『前言ったかもしれない』という言葉は曖昧な言葉です。
言ったかもしれないし、言ってないかもしれないというあいまいさが相手の記憶がどちらであっても柔らかく伝えることができます。

その話を相手が覚えていなければ、「あ、前聞いたかもしれないんだ、忘れてたな〜」と思ってもらうこともでき、
相手が覚えていれば「うん、確かに前話していたな」となり、どちらでもその話題をスムーズに進めることができます。
この方法だと相手が覚えていなくても相手を責める必要がありません。

一方で、この前置きを言わずにその話題を話してしまうと、その話を覚えている相手からは

「その話、前も聞いたよ」
「自分で話したの忘れているやん」

とツッコミを受けてしまいます。
こうなると、自分が忘れっぽい人だと思われてしまうため、それはそれでシャクです(笑)

ですので、このツッコミを受けないためにもこの魔法の言葉が生きるというわけですね!

日本語独特のこの曖昧さですが、こんな時にはこの曖昧さがとても良いんですよね。
細かなことは気にせずに曖昧にしてしまって、コミュニケーションを円滑に進められるといいですね(^^)

前の記事 次の記事
この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長大経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・動く・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。