誤字脱字を無くすための手順
日常的にブログを書いたり、お客様にメールを送ったり、社内で資料を作成したり…。
「書くこと」はビジネスにおいて欠かせない仕事のひとつですよね。
そんな中で避けたいのが、「誤字脱字」。
たった一文字のミスが、相手の印象を左右することがあります。
でも実は、誤字脱字って“無くすことができる”んです。
無くすことはできますが、「確実に減らすことができる」の方が良いかもですね。
今回は、私自身が実践している「誤字脱字を減らすための習慣」をご紹介します。
1. まずは一気に書く
文章を書く時、ついその場で修正したくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
誤字や表現の違和感が気になって、そこに戻って修正して…を繰り返すと、全体の流れがブレてしまったり、思ったより時間がかかってしまうことがあります。
私がおすすめしているのは、「50点でもいいから最後まで一気に書く」こと。
完璧じゃなくて全然OK。
途中で間違ってもいいんです。
まずは“伝えたいことを形にする”のが第一歩。
この一気書きができるようになると、文章を書くスピードも自然と上がってきますよ。
2. 書いたら、ゆっくり読み返す
一通り書き終えたら、次は読み返しです。
ここで大切なのが、「ゆっくり読むこと」。
急いで読むと、脳が勝手に補完して、ミスを見逃してしまうんです。
「ここは大丈夫だろう」という思い込みが、一番の落とし穴。
むしろ、「自分はきっと間違えている」と思って読むくらいがちょうどいいです。
まるで他人の文章を添削するような気持ちで、ひと文字ずつ目で追ってみてください。
3. もう一度、読み返す(これで完了)
そして最後に、もう一度だけ、さっと読み返してみましょう。
1回目で気づかなかったミスが見つかることも多いですし、
全体の流れや言い回しに違和感がないかも確認できます。
2度目の確認では声に出しながら読むのも効果ありです。
本当にミスができない文章などの場合は、WordなどのPC上で確認した後は、プリントアウトして紙で読むこともかなり効果があります。
ブログでは入力画面で一度チェックをし、公開した画面でチェックを入れるなど、同じ文章でも環境が変わると見え方が変わるため、このような方法も効果的です。
ここまでやれば、文章の完成度は格段に上がります。
「面倒くさい」はもったいない!
「読み返すの、面倒だな…」
わかります。でも実は、読み返すことでたくさんのメリットがあるんです。
- 誤字脱字があると、相手に変な印象や不快感を与えてしまう可能性がある
- 誤字がない方が、自社の印象や信頼度も上がる
- 結果的に、誤解ややり直しが減って“時間の短縮”につながる
- 読み返すことで、自然と“読解力”や“文章力”もアップする
- 丁寧に仕上げたという自負が、“仕事への自信”につながる
たかが誤字脱字。されど誤字脱字。
ちょっとした一手間が、あなたの仕事をもっと信頼あるものにしてくれます。
「間違えて当然。でも、そのまま出さない」
そんな意識で、丁寧な文章を目指していきたいですね(^^)