嘘をついても許される日?— エイプリルフールの正体とは

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今日、4月1日はエイプリルフール。
SNSを開けば、企業や個人がユーモアあふれる“嘘”を投稿する恒例行事になっていますよね。

でもふと、こう思いました。

そもそも、なんで4月1日なんだろう?
どうして「嘘をついてもいい」ってことになってるんだろう?

エイプリルフールのルーツは“カレンダー改革”?

諸説ありますが、もっとも有力なのはフランスの「シャルル9世のカレンダー改革」にまつわる話です。

かつてフランスでは、新年を【4月1日】に祝っていました。
ところが1564年、シャルル9世が「元旦を1月1日に変えます!」と宣言。
当時、情報の伝達が遅かったこともあり、それを知らずに4月1日を祝ってしまった人たちがいて──

その人たちを「時代遅れの人」とからかって“嘘の贈り物”を送ったのが始まり

……だったとか。
嘘をついて笑い合うのは「ちょっとしたイタズラ」程度の可愛らしい文化だったんですね。

実は“欧米のジョーク文化”が日本流にアレンジされている

日本では、企業の広報担当が本気で嘘のプロモーションを打ったり、
「嘘だけどクオリティが高すぎる」ネタを出すのが毎年話題になります。

  • 鉄道会社が“空飛ぶ新幹線”を発表
  • お菓子メーカーが“無限に続くポッキー”を発売
  • カフェチェーンが“珈琲風呂”を開店

など、もはやクリエイティブ合戦(笑)

欧米では、ここまで手の込んだものは少なく、「新聞にちょっと紛れ込ませる」くらいのソフトな嘘が多め。

日本の企業の“本気の嘘”って、ある意味「真面目すぎて面白い」文化なのかもしれませんね。

なぜ午前中だけって言われているの?

このルールは、イギリスを中心に根付いているもので、「エイプリルフールのジョークや嘘は正午(お昼の12時)まで」というマナーが存在しています。

それ以降に嘘をつくと、

「午後に嘘をつくなんて、君が“エイプリル・フール(=バカ)だよ!」

なんて逆にからかわれるんだとか。

このルールがある背景としては、
・イタズラや嘘はあくまで“軽いユーモア”としての午前中の遊び
・午後はまじめに戻りましょう、という節度ある文化
が根底にあると言われています。

でも日本ではあまり気にされていないのかな?最近では日本でもエイプリル・フールは午前中のみだよって広まっている気がします。

でも夜になっても盛り上がっていることもあり、「1日楽しむイベント」という形で定着しているかもしれませんね(^^)

嘘が上手な人は、ストーリーを作るのも上手?

ここからちょっとビジネス目線で。

エイプリルフールで印象に残るネタには、いくつか共通点があります。

  • 「一瞬、本当だと思ってしまう」
  • 「でも、見返すと笑える」
  • 「なにより“その企業らしさ”が出ている」

つまり、

嘘というより“魅せ方のストーリー”がうまいんです。

これって実は、広報やブランディング、マーケティングにとても大切な要素ですよね。

商品やサービスの“真実”をどう伝えるかももちろん大事ですが、
そこに「物語性」や「驚き」を加えることで、人の記憶に残りやすくなる。

エイプリルフールは、そんな“表現力”を鍛えるいいトレーニングの場なのかもしれません。

逆に言うと『これはやりすぎ』などという度を過ぎてしまった嘘もたくさんあります。
これぞ”塩梅”が大事だということですね!

さて、今年はどんな嘘が飛び交うのか?

みなさんも、今日は1日だけ“嘘を楽しむ余裕”を持って過ごしてみてはいかがでしょうか?

もちろん、人を傷つけないユーモアのある嘘が前提ですけどね(^^)

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T.kawano

Web業に従事して約20年。人生の約半分以上をWebに費やしてきました。 長崎県産業労働部や商工会議所の専門家としてセミナーをしたりWebでお困りの方の相談にも乗っていました。 デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、 「つくって話せるWebディレクター」として活動中。 月間約700,000PVのwebサイト運営、フォロワー約15,000人のSNS運営の実績を元にWeb集客や、日常を語ります。 三児と一猫の父。趣味はバドミントンとお笑い。 「優しい」のに「仕事ができ」て「面白い」人間を目指して日々精進中。