「寒いだけ」でスマホが壊れる?意外と知られていない冬の落とし穴

1293文字 Blog, シリーズ『学び』

先日、「寒さが原因でスマートフォンが故障することがある」というニュースを見て、意外に感じました。水没や落下なら分かるけれど、ただ寒いだけで?と。

自分が住んでいる長崎では、冬でも氷点下になることはほとんどありません。せいぜい寒くても0度前後。そう考えると、本格的な寒冷地で暮らしている方々は、スマホひとつ取っても相当気を使っているのだろうなと思いました。

寒さで起きるスマホのトラブルとは

寒冷環境で起こりやすいトラブルの代表例が、バッテリー関連の不具合です。リチウムイオン電池は実は低温にも弱いらしく、気温が下がると電圧が安定しなくなります。その結果、

  • 残量があるのに突然電源が落ちる
  • バッテリー残量が一気に減る
  • 充電できなくなる、極端に遅くなる

といった現象が起きやすくなります。これは故障というより「一時的な性能低下」ですが、繰り返されることでバッテリー自体の劣化を早める原因にもなります。

本当に壊れるケースもある

さらに気をつけたいのが、急激な温度変化です。たとえば、

  • 氷点下の屋外で長時間使用
  • そのまま暖房の効いた室内に持ち込む

こうした状況では、スマホ内部に結露が発生することがあります。見た目では分かりませんが、内部基板に水分が付着すると、ショートや腐食につながり、結果として「本当の故障」になることもあります。

寒冷地でよくある具体的なシーン

寒さによるスマホトラブルは次のような場面で多く起きているようです。

  • スキー場や雪山での撮影中
  • 真冬の屋外イベントや長時間の外作業
  • 通勤・通学でポケットやバッグに入れっぱなし
  • 車内に放置(特に夜間)

特にポケットに入れていると「体温で大丈夫そう」に思えますが、気温がかなり低い場合はそれでも冷え切ってしまうようです。

寒さ対策としてできること

寒冷地でスマホを使う場合、次のような対策が現実的です。

  • 屋外ではなるべく使用時間を短くする
  • 使わない時は内ポケットなど体に近い場所へ
  • 冷え切った状態で急に充電しない
  • 室内に戻ったら、少し時間を置いてから操作する

「冷えたらすぐ充電」はやりがちですが、これもバッテリーにはあまり良くないようです。

長崎に住んでいると実感しにくい

長崎では、スマホが寒さでどうこうなるという話は、正直あまり実感がありません。雪も少なく、氷点下になる日もほぼない。だからこそ、この記事を読んで「そんな理由で壊れることがあるのか」と驚きました。

一方で、北海道や東北など本格的な寒冷地では、これは決して珍しい話ではなく、生活の中で普通に意識されているリスクなのだと思います。

当たり前だと思っている環境は、場所が変われば当たり前ではない

スマホは全国どこでも同じように使えるものだと思いがちですが、気候が変わるだけで注意点も変わる。今回の話は、そんなことを改めて感じさせられる内容でした。

「寒いだけで壊れるなんて」と思っているうちは、まだ恵まれた環境にいるのかもしれませんね(^^)

前の記事 次の記事
この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長崎大学経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。