SNSのフォローバック、するべき?しないべき?

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SNSを運用していると、フォローしてくれた人にフォローバックすべきかどうか悩むことがありますよね。
企業やブランドのアカウント、個人の趣味アカウントなど、使い方によっても考え方は変わるところ。
ちなみにフォローバックとは、フォローしてくれた人にフォローを返すかということです。これに関しては議論が分かれます。

「フォローバックはマナー」「相互フォローで関係を築くべき」という意見もあれば、
「フォローバックしすぎるとタイムラインがごちゃごちゃになる」「選んでフォローすべき」など。

では、フォローバックをするメリット・デメリット を整理してみましょう!

フォローバックするメリット

1. 親しみやすさが増す

フォローバックすることで、相手は「自分のことも気にかけてくれている」と感じます。
特に個人アカウント地域密着型のビジネス では、フォロワーとの距離感が近くなりやすいです。

2. エンゲージメントが高まりやすい

相互フォローになっていると、相手も投稿を見てくれる確率が上がります。
「いいね」や「コメント」などのリアクションが増え、SNSのアルゴリズム的にも有利になる可能性があります。

3. コミュニティの形成

特定のジャンルや業界の人と相互フォローすることで、交流が生まれやすくなる
同じ趣味や興味を持つ人たちと、積極的に繋がるのはメリットといえます。

️フォローバックのデメリット

1. フィードが埋もれやすい

フィードとは、投稿のこと。フォローする人が増えるほど、本当に見たい投稿が流れてしまう ことがあります。
特に、投稿頻度の高いアカウントをフォローしすぎると、自分がフォローしたい人の投稿が見えにくくなることも。

2. 質の低いフォロワーが増えることも

「フォローバック狙い」のアカウントも一定数います。
こうしたアカウントは、フォローバックされたらすぐフォローを外すこともあり、長期的にはあまり意味がありません。

3. アカウントのブランドイメージが崩れることも

特に企業アカウントやブランドアカウント では、フォロワー数が多すぎると「まとまりのないアカウント」に見えてしまうことも。
フォローバックするかどうかを慎重に考える必要があります。

では、フォローバックの基準は?

フォローバックをするかどうかは、目的や方針による ので、以下のような基準を作ると運用しやすくなります。

① 関連性があるか?

自分のアカウントのテーマに沿った投稿をしている人かどうか。
例えば、カフェのアカウントなら、コーヒーやカフェ巡りが好きな人 ならフォローバックする、など。

② 交流の可能性があるか?

頻繁にコメントをくれる人や、過去に何度かやり取りした人なら、フォローバックするのもアリ。
ただし、「フォローバック目当て」っぽいアカウントには慎重に。

③ 投稿がしっかりしているか?

あまりにも投稿が少ない、内容がスパムっぽいアカウントはフォローバックしないほうが無難。

フォローバックの価値は変わった? 昔と今の違い

以前は、フォロー数が少なく、フォロワー数が極端に多いアカウント = 「すごい人」 という印象がありました。
例えば、フォローが100人なのにフォロワーが1万人いると、「この人は有名で影響力があるんだな」と思われがちでした。

しかし、最近ではその価値観が少し変わってきています。

特にX(旧Twitter)やInstagramでは、フォロー・フォロワー数のバランスよりも「エンゲージメント(いいね・コメント・シェア)」が重要視 されるようになりました。
つまり、フォロワー数が多くても「投稿に反応がないアカウント」 よりも、フォロワーとの交流が活発なアカウントの方が評価されやすくなっているのです。

また、フォロワーを増やすためにフォローバックを乱発しているアカウント も多いため、
「フォロワー数=影響力」 という単純な見方はされにくくなってきました。

結局のところ、フォローバックの有無よりも、
「どれだけフォロワーとつながりを持ち、価値のある情報を発信できているか?」
が大切になってきている、ということですね✨

まとめ:フォローバックは戦略的に!

  • 個人アカウントや趣味アカウントなら、気軽にフォローバックするのもアリ
  • 企業・ブランドアカウントなら、フォローバックの基準を決めるべき
  • 交流が生まれそうな人や、興味がある人にはフォローバックしよう

フォローバックするかどうか迷ったら、アカウントの方向性に合っているか を判断基準にするといいかもしれませんね!(^^)

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T.kawano

Web業に従事して約20年。人生の約半分以上をWebに費やしてきました。 長崎県産業労働部や商工会議所の専門家としてセミナーをしたりWebでお困りの方の相談にも乗っていました。 デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、 「つくって話せるWebディレクター」として活動中。 月間約700,000PVのwebサイト運営、フォロワー約15,000人のSNS運営の実績を元にWeb集客や、日常を語ります。 三児と一猫の父。趣味はバドミントンとお笑い。 「優しい」のに「仕事ができ」て「面白い」人間を目指して日々精進中。