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新元号「令和」は5つの『初』が存在する

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昨日、新元号の「令和」が発表されましたね。
私はそれまではそんなに意識をしていなかったのですが、周りがザワついているのを見てだんだん影響されてきていました。
しかし11:30頃からということだったので直前までドキドキしていたのに、気がつけば20分後ぐらいに他の人に教えてもらうという始末です。(汗)

とにかく、日本全体で盛り上がった新元号の発表。

最初「令和」と聞いた時には「ん?微妙なんじゃない?」と思ったのですが、
咀嚼して考えていくととても良い言葉に感じました。

興味の無い方も否定的な見方をする方もたくさんいると思います。
しかも生活していく上で元号はどこかのシーンで必ず口にするため、意識をしなくても自然に浸透はしていきます。

ですが、せっかくなのでこの言葉についてポジティブな気持ちで捉え、その気持ちを頭の片隅に置いておくだけでも良い過ごし方ができるのではと思っています。

ここでは色々な観点から新元号「令和」について見ていきたいと思います。

新元号の発表を総理大臣がするものだと思っている人がいる

平成の発表の際は小渕元首相が発表していたと記憶している人も多く、発表前でも映像がたくさん流れたため、「発表は総理大臣が行うもの」と思っている人が意外と多いです。
しかし、平成の発表をした小渕さんは当時官房長官であり、後に総理大臣になっています。つまり、官房長官が新元号の発表をしていたのです。
当時の総理大臣は竹下登首相であり、DAIGOのおじいちゃんになります。

平成でもそうであったように、菅官房長官が発表して安倍首相が意味を話すという流れになっていたのです。

新元号「令和」は5つの『初』が存在する

今回の発表では5つの『初』が存在します。

  • 天皇の退位に伴う改元は憲政史上『初』
  • 新天皇の即位前に新元号を決定して公表したのも歴史上『初』
  • 和は20回目だが、令は『初』
  • 国書からの引用が『初』
  • ネット社会になってからの発表は『初』

– 国書からの引用が『初』

新元号は645年の「大化」から数えて、248番目。「大化」から「平成」までは、確認されている限り中国の儒教の経典などを典拠としていました。それが日本最古の歌集である万葉集を引用したため「日本初」ということになるでしょう。

– ネット社会になってからの発表は『初』

平成の発表は30年前。日本のインターネットのはじまりは約1988年と言われています。
それからネット社会になったのは私の感覚でも10〜15年後ぐらいでしょうから、平成の発表の際にはネットで騒ぐということがなかったのです。
ちなみにその頃のゲームはファミコンが全盛期で「ワギャンランド、ファミコンジャンプ、MOTHER」などが発売された時期でもあります。
こんな時期に皆さんはネットで騒ぐという手段はなく、ファミコンの2コントローラーのマイクで叫ぶぐらいしかできなかったでしょうね。

そう考えるとネット社会になってからの発表が『初』であり、あちこちで盛り上がりを見せていたようで、twitterではつぶやきが1時間で100万件もツイートされたそうです。
余談ですが、twitterでは「天空の城ラピュタ」の放送時、「バルス」の言葉で1分間に23万7000ツイートがされています。(2017年分)
当日全体では91万7024回ツイートされたようで、それと比べても令和のすごさが伝わると思います。(あまり伝わらないか)

最初の印象は「ん?何か微妙じゃない?」

「令」の印象のせいでしょうね、命令や冷徹というような言葉から令にはどこか嫌なイメージが湧きました。
しかし、発表内容を聞き、色々な見解を見るとかなり前向きで良い言葉だと感じることができました。

「令和」はとても前向きで暖かく、明るい希望を込めたもの

万葉集の引用文では、

「初春の令月にして
気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす」

とあります。
ここから「令和」が生まれました。

令月とは「万事をなすのによい月。めでたい月」という意味のようです。

また、安倍総理の言葉にもあったように
「厳しい寒さの後に、
春の訪れを告げ、
見事に咲き誇る梅の花のように、
一人一人の日本人が、
明日への希望とともに、
それぞれの花を大きく咲かせることができる。
そうした日本でありたい。」

ということから、令和はとても前向きで暖かく、明るい希望を込めた元号であることが分かります。

また、金田一秀穂さんと的場順三さんの解釈もとても面白いものでした。
「令というのは、古い意味では“古い意味では神様のお告げ”という意味。そして皆が仲良くということなんだろうと思います。
冬から春にかけての気持ちがいい、新しい1年が始まっていく期待感ですよね。新鮮さというんですかね。その表れだろうと思います。
引き締まるような神様の言葉が含まれる季節、ということなんだろうと思います。
「神様のお告げで、これから春になって和を保っていこう」という意味合いではないかと。だから、ものすごく時代に即したものではないでしょうか。

とても前向きで良い言葉ですね。

他の候補と由来

「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうじ)」「万和(ばんな)」「万保(ばんほ)」ということが分かっているようです。
典拠は国書と漢籍が3つずつで、国書は「令和」の万葉集に加え、日本書紀と古事記からなります。

出典はそれぞれ、「英弘」は古事記、「広至」は詩経(漢籍)と日本書紀、「万和」は文選(漢籍)、「万保」は漢籍とされているようです。

個人的にはやはり「令和」で良かったなと思います。

「れいわ」のアクセントはどこ?

地味に気になります。
明治のように頭にアクセントがくるのか、平和のように最後にくるのか。

これは、アクセント(イントネーション)については決まりはなく、自由に発音してもらって良いと、内閣府は答えているようです。

ただ、菅官房長官や安倍総理は頭にアクセントを置いていたので、頭を一般的に考えても良いでしょうね。

「マ」のれいわでも良い

「令和」の「令」は、下の部分がカタカナの「マ」の形で表記されることがあり、これを使っても良いか疑問が出たと思います。
結論はこれも同じ文字で、意味や由来が異なるわけではないため、使用しても良いとのことです。
小学校の教科書にはより手書きに近い字形を採用するために多くが「マ」の形が使われているそうなので、令和もマの形になるかもしれませんね。

令和は電話調査でもネット調査でも好印象が多い

共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、73.7%が「好感が持てる」と回答したようです。

また、「Yahoo!ニュース意識調査」では、12万件の回答が集まり、6割以上の人が「いいと思う」と回答しており、電話でもネットでも好印象の方が多いようです。

どちらにせよ、ポジティブに受け取る方が良いですよね。

令和を3年前に予言した人がいた

ここ数年騒がれている未来人。いくつもの未来人が色々な未来を当てていましたが、今回の令和はほとんどの未来人は正解できなかったようです。
そんな中でもtwitterの「しゃん」さんという方が3年前につぶやいたものが取り上げられているようです。

確かに平成の次を令和と書いていますね。どういった理由かはまだ分かりませんが、さすがに鳥肌モノです。

平成、令和の兄弟がいる奇跡

なななんと、平成、令和の兄弟がいるようです。

これはすごすぎる。
twitterを見ると早速テレビ局がアポ取りをしているみたいです。
これはさすがに取材したいですもんね。

西暦への変換方法はR-18

令和のイニシャルはR。
ネットではR18の人はかわいそうなどと盛り上がっていますが、これが逆に役立ちます。
「20-18=2」や「25-18=7」のように、西暦の下2桁を18で引くと令和に変換できるのです。

西暦への変換方法はR-18と覚えるようにしましょう。

令和グッズを発表から3分でつくった会社がある

なんと発表から3分で商品化した会社があります。
広島にあるキャステムという会社で、本物の竹から型採り製作したぐい呑みに、発表されたばかりの新元号をその書体のままレーザーで刻印しているようです。

そして30分も経たないうちに、既に100個を超える注文があがっていたと言います。
https://www.ironfactory-castem.com/product/detail/61/

令和の号外がメルカリで高額取引!?

無料でもらった号外をメルカリで売っている人もいるようです。
相場は1500円〜3000円。
なんとも…な話であり悲しい気もしますが、この機会ですらお金に換えるという生命力はすごいと思わざるを得ないですね。

私が想う令和について

さて、令和について色々な見解があり、賛否両論でどう捉えることもできると思っています。
しかし、途中でも言いましたが、どうせ考えるならポジティブな方が気持ちが良いですよね。

ここで、私の好きな言葉を紹介します。

“ここに水が半分入っています。これを見て
「水が半分しか入っていないじゃないか」と怒る人もおり、
「水が半分入っていて嬉しい」と喜ぶ人もいます。
また、「水が半分も入っている、ありがたい」と感謝する人もいます。

このように今起こっている出来事自体に意味はなく、意味をつけるのは自分自身なのである。
どうせ自分で意味をつけるのであれば、その出来事を喜び、できれば感謝できる自分でありたい。”

色々なシーンで知った言葉を組み合わせたものですが、私の長い座右の銘となっています。

今回は令和について深く知ることができ、これからの時代を前向きに考える良いきっかけになることができました。
元々は特に興味を持っていませんでしたが、それも

この新元号に関わったあらゆる方々や
その感想の賛否を述べた方々
元号を商売に活用した方々
元号のおかげで時の人となった方々
色々な記事を書いた方々

この全ての方々のおかげでこういった機会が設けられたなと改めて考えさせていただきました。
本当に感謝です。

さて、平成も残り1ヵ月。
人生最後の「平成」の時をしっかりと噛みしめて心穏やかに過ごしたいと思います。

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T.kawano

Webに従事して約16年間。人生の半分弱をWebに費やしてきました。 商工会議所の専門家や、長崎県産業振興財団のインストラクターとして、セミナーをしたりWebでお困りの方の相談にも乗っています。 より「つくって話せるWebディレクター」を目指して活動中。 三児の父。趣味はバドミントンと文房具と家具。 「優しい」のに「仕事ができ」て「面白く」、「人に必要とされる」人も目指して日々精進中。