4月末から続いた体調不良と向き合った2ヶ月間で学んだこと

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今回は私自身の体調についてお話ししたいと思います。同じような症状で悩まれている方もいらっしゃるかもしれませんし、体調管理の参考になれば幸いです。

去年と全く同じタイミングで始まった不調

4月末頃から、37度程度の微熱と節々の痛みが続くようになりました。「またか…」と思ったのは、実は去年も全く同じ時期に同じような症状が出ていたからです。

最初はコロナやインフルエンザを疑って検査を受けましたが、結果はいずれも陰性。それでも微熱と倦怠感は続き、約2ヶ月間、なかなか辛い日々が続きました。

普段から筋トレを継続しているのですが、力が全く入らなくなってしまい、いつもなら10回以上できる懸垂が1回上がるのがやっとという状態に。ひどい日は起きているのも辛くて、横になりながらPCやスマートフォンで作業をすることもありました。

特に困ったのが息切れと動悸です。少し動いただけで呼吸が苦しくなり、心臓がバクバクする。眠いわけではないのに、とにかく身体がだるくて仕方ない状態でした。

暑さへの異常な弱さも気になるポイント

体調不良と並行して気になっているのが、10年ほど前から極端に暑さに弱くなったことです。

バドミントンの練習では、ポータブル扇風機は必須、カチカチに凍らせた保冷剤を2つ用意して、練習の合間に額や首、そけい部を冷やしています。それでも夏場の練習はかなり厳しく、熱中症になりそうになることもしばしば。

今年も既に暑い日が続いていますが、この暑さ対策は欠かせません。年々、夏が厳しくなっているように感じますが、それ以上に自分の体の対応力が落ちているのかもしれません。

原因として考えられること

この症状について、いくつかの可能性を考えています。

コロナ後遺症の可能性

数年前にコロナに感染した際、約1ヶ月間倦怠感に悩まされました。今回の症状がその時とそっくりなので、コロナの後遺症が時々再発している可能性があります。

自律神経の乱れ

もう一つ考えられるのが自律神経の乱れです。3月から4月中旬まで忙しい時期が続き、ふっと落ち着いたタイミングで症状が出ています。去年も全く同じタイミングだったので、ストレスや疲労の蓄積が関係している可能性もありそうです。

うつ病も疑いましたが、やりたいことや興味があることは頭の中にたくさんあって、やる気がないわけではないので、少し違うのかもしれません。

検査と対策について

甲状腺の検査

3年ほど前に甲状腺の検査を受けました。親が甲状腺系のがんになったこともあり、症状的にも甲状腺機能に問題があるのではないかと思ったからです。結果は異常なしでした。

男性ホルモンの検査と治療

更年期障害の可能性も考えて検査したところ、男性ホルモン(テストステロン)が少し低いという結果が出ました。テストステロンの注射を打つと、確かに力が出るようになり、症状も改善します。

先日改めて検査をしても、やはり男性ホルモンは少し低めでした。注射によって一時的には回復するのですが、これが完全な原因とも思えませんし、根本的な解決策とも思えません。それでも、毎年この時期の対策として続けています。

体調日記をつけることの大切さ

今回の経験で改めて感じたのが、体調を記録することの重要性です。

私は自分だけが見る体調日記を簡単につけるようにしています。体温、症状、その日の出来事、気分など、簡単なメモ程度ですが、これが非常に役に立ちました。

医師に症状を説明する際も、「いつ頃から」「どんな症状が」「どのくらい続いているか」を具体的に伝えることができますし、自分自身でも体調の変化やパターンを把握しやすくなります。

特に体調不良が長期間続く場合、記憶だけでは曖昧になってしまいがちですが、記録があることで客観的に状況を把握できます。

体調管理に悩んでいる方には、ぜひおすすめしたい方法です。

健康であることの大切さを改めて実感

この2ヶ月間で強く感じたのは、「健康でないと何をしても楽しくない」ということでした。

普段なら楽しいと思えることも、体調が悪いとどうしても気分が上がりません。仕事も、趣味も、人との会話も、すべてが億劫に感じてしまいます。

逆に言えば、健康であるということは、すべての活動の土台になっているんだということを実感しました。

最後に

まだ完全に回復したとは言えませんが、最近ようやく調子が上向いてきています。ただ、これから本格的な夏が始まるので、熱中症対策には十分気をつけなければなりません。

この記事を読んでくださっている皆さんも、忙しい日々の中でつい健康を後回しにしてしまうこともあるかもしれませんが、やはり健康が一番大切です。

特にこれからの暑い季節、無理をせず、体調の変化に敏感になって、ご自愛いただければと思います。小さな不調でも「おかしいな」と思ったら、早めに対処することが大切ですね。

皆さんも、どうぞお身体を大切にしてください(^^)

 

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この記事を書いた人
T.kawano

T.kawano

宮崎生まれ、宮崎&長崎育ち。長崎西高、長大経済学部卒。
在学中からWeb業に従事して約20年。人生の半分以上をWebに注いできました。

デザインからライティング、撮影、プログラミングまでやっており、専門家としてセミナーをしたり、Webでお困りの方の相談にも乗ってきました。

「話す・動く・作るWebディレクター」として活動中。
器用貧乏を逆手に取り、ITの力を活用して少数精鋭の組織で動いています。

三児と一猫の父。趣味は「お笑い」「アニメ(狭く深く)」「バドミントンとそれに必要なトレーニング」
「優しく」「仕事ができ」「面白い」人間を目指して日々精進中。