なぜ建国記念日ではなくて「建国記念の日」と言うのか
「建国記念日って具体的にどんな日なの?」と疑問に思うことはありませんか?
実は、この祝日は 日本の建国をお祝いする日 で、毎年 2月11日 に定められています。ですが、「建国記念の日」という表記になっていることに気づいた人もいるかもしれません。この違いや由来を知ると、より意味のある祝日として感じられるかもしれません。
建国記念日とは?
日本が 「国として成り立ったことを祝う日」 です。ただし、具体的な建国の史実があるわけではないので、法律上では 「建国をしのび、国を愛する心を養う日」 とされています。
2月11日は日本が建国された日ではない
これは 『日本書紀』に記された初代天皇・神武天皇の即位日(紀元前660年2月11日) に由来しています。
- 神武天皇が即位した日を「日本の始まりの日」と考えた
- 明治時代にこの日を「紀元節」という祝日として制定(1873年)
- 戦後GHQの方針で廃止されたが、1966年に「建国記念の日」として復活
「紀元前660年!?そんな昔なの!?すごいね!」と思いますよね。
今から 2685年も前 の話とされているので、ロマンを感じます。
「建国記念日」ではなく「建国記念の日」なのは?
「日本の建国そのものを記念する日」ではなく、「建国を記念するための日」 という意味合いを持たせるために、「の」が入っているんです。
建国記念日はどうやって過ごす?
この日は日本の歴史を振り返るのにぴったりな日です。過ごし方の例としては、
- 国旗掲揚(家庭や公共施設で日の丸を掲げる)
- 神社やお寺で参拝(特に神武天皇を祀る橿原神宮など)
- 祝賀行事(全国各地でパレードや式典が開催されることも)
- 歴史や文化を振り返る(日本の成り立ちを学ぶ良い機会!)
なかなか国旗掲揚とまではいかないですが、これを機に日本の歴史に興味を持つのも面白いですよね!
まとめ
建国記念日は 「日本の始まりを祝う日」 であり、『日本書紀』に基づいて 神武天皇の即位日(紀元前660年2月11日) が由来となっています。
こうした背景を知ると、祝日がより特別なものに感じますよね!
ぜひ、この機会に日本の歴史に少し触れてみてはいかがでしょうか? (^^)